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2003.12.05

会津藩9代目藩主・松平容保公

110回忌





殿が59歳で亡くなってから、今年で110年目です。
そして、今日は命日の12月5日です。会津っ子としては墓参しないといけません。
「墓参りに行こう」と同志を誘ったのですが、皆都合が悪く、一人で行くことにしました。
途中で線香とライターを買いました。
東山温泉駐車場に車を停め、日が暮れないうちにとダッシュで廟所入り口へ向かう途中、後ろの方から呼び止められました。
なんと、時間の都合のついた友人でした。びっくり。
そしてその手には墓前に供えるための花が。
墓参りに行けないとの事だったので、待ち合わせなどはしていませんでした。
本当に偶然です。
まさかこうも丁度良く、廟所の手前で会えるとは!
私だって、銀行と郵便局で手間取らなければ、この時間にここにはいなかったはずです。
墓前でお参りしている時に追いついて出会うのと、
廟所の入り口で出会うのとでは確立が格段に違います。

すごいですね。




では進んでみましょう。




廟所の入り口には天然水が溢れています。









というか、溢れすぎです。
この前来た時は、水はこんなに多くありませんでした。








登っていきます。
今日は殿(容保)の墓参りなので、他の歴代藩主の廟は素通りです。

廟所の発掘&整備をしているようで、
作業着を着た人たちが働いていました。

そのおかげか、廟所が以前よりも格段にコザッパリしていました。
土を被っていた石畳が顔を出していたり、雑木が切られていたり。







我々は健脚なので、すぐに上に到着です。

紅葉もすっかり終わって、いつ雪が降ってもおかしくない感じです。










この上に殿がおられます。

・・・去年と同じく、誰も来た気配がありません。

見渡せば 花も 線香もなかりけり〜。

やっぱり、我々だけでも来て良かったよ・・・。

※5月に「お花まつり」という合同慰霊祭があるのです。
ですから、殿はないがしろにされている訳ではありません。







私は線香しか持って来なかったのですが、
友人は花やお供えを持ってきていました。流石です。

※リポビタンの容器には水が入っています。







いつもは閉まっている扉が開いていて、
ちょっと中に入ることができました。

これは表石といいます。
藩主の生前の名前と官位が書いてあります。

殿が埋葬されているのは、このずっと後ろにある
巨大な鎮石の下です。

鎮石とは、とこしえに神の霊を一定の場所に留まらせ、
神を鎮め奉る石のことで、藩主の霊神名が刻まれています。

殿の霊神名は「忠誠(まさね)霊神」です。








  

蘭と菊が、墓前に彩りを添えます。








線香立てがありました。
いつもは扉が閉まっていて、ここまで入れないので
初めて利用できました。

線香が2色なのは、2人が持ってきたものをミックスしたからです。

それ以前に形がバラバラ〜。
スパゲッティをゆでる時みたい。







みっちり詰めて整えました。








花と線香で、とてもお墓参りっぽくなりました(^^)

・・・それにしても、戊辰戦争で西軍が
半年に渡って会津人の埋葬を禁止したうえ、
香花を手向ける事さえ禁止したのって
すごいことですよね。

生き残った人間にはそれしか出来ないのに
それさえ禁止ですよ?

そういう発想自体がすごいです。
普通は思いつきさえしません。








お供え終了。

殿は神式で祀られているので
柏手を打ちます。

線香を供えたのは神仏習合っぽい感覚からで、
間違いではありません。
線香立てもあるし。








殿の亀石の上の碑石。
殿の簡単なプロフィールが書いてあります。







右側に書いてありますが、殿がお亡くなりになったのは
明治26年12月5日です。
今から110年前です。

碑の上に書いてありますが
殿の霊号は忠誠(まさね)霊神」です。

殿にぴったりの霊号です。









お供えが完了したら、ぱーっと夕日が差してきました。

きっと殿に喜んでいただけたのでしょう。








お供えを廟所に放置すると、腐ったりカラスに食べられたりと
迷惑がかかってしまうので、墓前で食べました。

花は、いつもどおり、後日回収しにくる事にします。







という訳で、個人的な110回忌は終了です。



そういえば、私が定期的に日記をつけようと思ったのが
ちょうど一年前。

去年の12月5日です。

※それまでは面白い写真を時々UPする程度でした。

せっかく殿の命日に墓参りに行ったのに、何も残らないのはつまらないなと思い、
最初は掲示板に書きました。
それが消えてしまうのが何となく勿体無くて、日記形式にして保存したのが最初です。

は〜、あれから一年経ちましたか。早いものです。








廟所のすぐ近くにある東山温泉では、
芸妓さん達が新誠組(しんせいぐみ)という企画をなさってます。

だんだらの羽織を着た芸妓さんが歌ったり踊ったりしてくれるようですが
詳細はちょっと分かりません。

芸妓さんもプロですから、お座敷に呼んだらきっと楽しいのだと思います。

で、その屯所がありました(笑)






ちょっとカッコいいかも?
きっと温泉客が記念撮影とかする場所ですよ。





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